Japan IT Week 2019秋
はじめに
11/23~25に千葉で行われた、Japan IT Week 2019秋に行ってきました。 複数の展示会が合同で行われていたのですが、主にIoT/M2M展、AI・業務自動化展を見てきました。 よく目についた言葉について、簡単にレポートします。
よく目についた言葉
以下3つの言葉をよく聞きました。
- RPA
- ビジネスチャット
- LPWA
RPAとビジネスチャットは近年耳にタコができるくらい聞きますね。 それに比べてLPWAは、私が知ったのはここ数ヶ月以内です。ネットの記事を調べても2019年のものが多いようです。
それぞれに付いてもうちょっと詳しく記載します。
RPA
みんな大好き単調作業を、肩代わりしてくれるロボットソフトウェア。
これが普及すれば単調仕事がなくなって、より生産的な仕事に注力できるようになります。人間にとってはより辛くなる気が…
前回の展示会ではUiPathやWinActorなどの大手が目立ちましたが、今回はそれに加えて簡易で安価なRPAが多数出展されていました。 導入がしやすくなってきましたが、乱立して選定が難しくなってきている印象を受けます。
ビジネスチャット
セミナーでChatworkとMicrosoft Teamsの紹介がされていました。 Slackを加えて(私が思う)日本でメジャーなビジネスチャット3選です。 チャットは、手紙・電話・メールに続いて、次のコミュニケーションツールとして期待されています。
実際に導入するには社内教育のコスト、クラウドシステム禁止制度、費用対効果の算出が難しいなどハードルは多いですが、いつかはメールに取って代わりそうな勢いです。
LPWA
低消費電力・広域な無線の総称です。 規格によっては数十km飛び、乾電池電池で数年も駆動するということで、IoTのセンサーデータの送信で活躍を期待されています。 ただ、通信帯域は広くないので、エッジで処理した結果のみ送信するなどの工夫が必要そうです。
LPWAの1つ「LoRa」のワイドエリア対応規格の「LoRaWAN」は、とやまものづくりプラットフォームでも使われています。
まとめ
業務効率化はRPAもチャットも知名度が上がったり多様なサービスが生まれたりして、導入しやすい環境が整ってきました。 IoTはまだまだ周辺技術が発展しそうです。
今後は今回調べた各項目についてもう少し掘り下げた調査をしていきたいですね。