電算倶楽部 富山県のコンピュータ社会人サークル

富山県、特に滑川市、富山市、魚津市周辺で活動している社会人サークルです。

ノーコード開発を触ってみた 1

はじめに

電算倶楽部の定例会で、ノーコード開発を試してみたことについて話して、実際にその場で作ってみました。 また、電算倶楽部の収支登録・編集・閲覧アプリを作ってみました。 数日間触っただけなのであまり語れることはありませんでしたが、初心者なりに実施内容や感想をここにメモしておこうかと思います。

ノーコード開発について

wikipedia - ノーコード開発プラットフォーム https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0

ノーコード開発プラットフォーム (英: No-code development platform, NCDP) (NoCode(ノーコード)とも言う) は、プログラマーやノンプログラマーが、従来のコンピュータ・プログラミングの代わりに、グラフィカル・ユーザー・インタフェースや設定を通してアプリケーション・ソフトウェアを作成することを可能にする。ノーコード開発プラットフォームは、アプリケーション開発プロセスを迅速化するために設計されているため、ローコード開発プラットフォームと密接に関連している。これらのプラットフォームは、企業において、モバイル化が進行する労働力と、有能なソフトウェア開発者の供給が限られているという2つのトレンドに対処するために、人気が高まっている[1]。

プラットフォームはソフトウェアの開発基盤として、その機能、統合、市場ニッチが大きく異なる。データ収集やワークフローなどの特定のビジネス機能のみに特化したアプリケーションもあれば、エンタープライズ・リソース・プランニング (ERP)ツール全体をモバイル型機器 (mobile form factor) に統合しようとするアプリケーションもある[2]。

ノーコード開発プラットフォームは、コンピュータサイエンスではビジュアルプログラミング言語として知られている[3]。

試してみたもの

事前にウェブで情報収集し、ジャンル別によく名前を見かけるものをピックアップしました。

  1. Webflow (ウェブ)
  2. Glide (モバイル)
  3. Bubble (業務)
  4. Appsheet (大手)

この中で、比較的簡単に見栄えの良いものが作れそうな「Glide」を取り上げ、電算倶楽部の収支情報を登録・閲覧できるアプリを作ってみました。

Glideでどんなアプリが作れるのか?

PWAという、ウェブで動くスマホに特化したアプリが作れます。 さらに、ブラウザからインストールすることで普通のアプリのように使えるようになるという特徴があります。

この例ではAndroidChromeを使っています。 Glideで作ったアプリのページを開き、メニューからインストールを選びます。

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すると、ホーム画面にそのアプリのアイコンが作成されます。

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作ってみたアプリ紹介

できること

  • イベントとその収入(集金)・支出(場所代)の情報、領収書へのリンクの登録・編集・閲覧
  • 物品購入費やサーバ代などのサービス使用料金の登録・編集・閲覧
  • 年度毎の集計情報の閲覧

使用イメージ

こんな感じです。 よくあるスマホアプリのような動作をします。

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アプリ開発の説明は次の記事で書きます。